福岡県門司港FUKUOKA 門司港ゲストハウス ポルト Mojiko Guest House Porto
- 宿泊棟が分散Dispersed Lodgings
- 温泉Hot Spring
- 眺望がきれいBeautiful View
- 海のまちSeaside Town
- 山のまちMountain Town
- 郊外In the Suburbs
- 都市In the City
- 市場・商店街Market & Shopping Street
- 歴史的街並Historical Townscape
- 文化財級の建物Cultural Property Class
- 一棟貸切Limited to One Group Only
- 体験experience
- 産業遺産Industrial-heritage
- 田園風景Countryside
- 銭湯Sento
- 島island
- 城下町Old castle town
旅の疲れを癒やし、新たな船出を見届ける、旅人たちの港。
門司港にある築70年木造3階建ての元旅館を改装して、門司港らしくレトロなゲストハウスをつくりました。
門司港は明治・大正時代に日本有数の港町として、日本でいち早く西洋の文化が入ってきて、日本の近代化を支えたまちです。 「海賊と呼ばれた男」のモデルとなった出光佐三さんが海の上で油を売っていたのが関門海峡で、その当時門司港は非常に栄えていました。 今は当時ほどではないですが、門司港は日本の主要な貿易港の1つで関門海峡を往来する船の数は非常に多く、今でも日本中・世界中の船が門司港に訪れています。
とはいえ、北九州市全体にも言えることですが、産業構造の変化によって鉄を中心とした製造業の衰退から、徐々にまちが衰退してきています。 少子高齢化は多くのまちで問題になっていますが、門司港も同じく少子高齢化が進み、社会人になってまちを出ていく若者も多くいます。
でも、門司港に住む人達の多くは門司港というまちが好きで、今は他のまちに住んでいる友人達の多くも門司港が好きですし、他のまちに比べても門司港出身者や門司港に暮らす人たちは自分たちのまちのことが好きなような気がします。 それに、門司港の人たちはどこか陽気でいつも笑っているような気がしますし、港町だからか非常に開けたまちでもあるように思います。 古い建物を活用してゲストハウスをつくることはまちの景色や文化を守ることになります。しかし、建物や形あるものはいずれなくなってしまうものです。 まちの景色や建物を守りたいという想いと同時に、それ以上に門司港というまちが育んできた文化や風土を次の世代、またその次の世代にも紡いでいきたいという想いが強くあります。
これからテクノロジーがさらに発展して人の暮らしも大きく変わっていきますが、門司港というまちの陽気さや温かさがきっとこれからの人の暮らしで大切にされていくものなんじゃないかと思っています。 だからこそ門司港というまちからゲストハウスという事業を通して多くの人に門司港の風土や文化にふれてもらいたいと思いますし、昔のようにまた門司港から新たな文化が生まれ、それが日本中・世界中に広がっていくようになればいいなと思っています。 そういった想いを込めてPORTOのコンセプトは下記のようになりました。
旅の疲れを癒やし、新たな船出を見届ける、旅人たちの港。港まち門司港に「PORTO(港)」という名の宿ができました。 たくさんの人が行きかい、多様でありながら独自の文化を築いてきた門司港らしく、世界に開かれた宿でありたいと思います。